「ダビング10」、権利者が譲歩?
急に「ダビング10」開始に向けて再始動したのには、権利者側が譲歩したということもあるそうです(・ω・)
ああ、やっと週末です…。いやほんとに仕事上キツい2週間でした(´;ω;`)
それはそうと、「ダビング10」再開に向けて省庁の暗躍があったわけですけど、「Blu-ray課金」自体はあくまでも省庁間での合意であって、それをもって権利者が「ダビング10」に合意したわけじゃありませんでした。事実、権利者側からは「Blu-ray課金は当然のことであって、ダビング10の議論を前進させるものではない」と言ってました。それが今回、権利者も同意したのはどうしてなのか、その点が引っ掛かってました。
6/19に開催された「デジコン委」も不調に終わりそうにみえていたのですが、放送事業者もメーカーも「ダビング10」に向けて準備が整っているのに開始できない異常な状態について、
村井主査は、「議論を続けることにはコンセンサスがある。ダビング10が永遠に続くのではなく、改善するときにはする。これもコンセンサス。タイミング感、北京オリンピックをうまく使って、普及を進めていく。これもひとつのステップ。私どもは、今のタイミングでダビング10を議論したい。そこは一致しているはず」と議論を整理し、「親委員会に報告するためにまとめていくと、“みな合意しているけれど、期日の確定に至らなかった”。私は、こういう報告をすればいいでしょうか? 」と委員に問いかけた。
と半ば諭すような感じで話し、これを受けて権利者側として参加している「あの」椎名氏が、
この際、ダビング10に限っては、補償金と切り離し、本日この場においてダビング10の実施期日を確定してはどうか。
と事実上の譲歩を提案。「ダビング10」再開に向けて急展開を見せたというわけでした。
椎名氏の一存で決めたのか、それとも事前に各権利者団体に話をつけていたのかは不明ですけど、少なくとも従来権利者側が主張している「JEITAが悪い」という論調についてマスコミが同調しているようにはみえませんし、ましてや消費者は補償金制度反対です。これ以上長引かせて世論の印象を悪化させるだけでなく、省庁からも睨まれると今後の他の議論が進まなくなります。また「Blu-ray課金」については補償金制度の拡大にはつながらないですけど、とりあえず実際の補償金収入の増額にはつながりますから、ここで譲歩するのは短期的には悪くないという計算もあったかもしれません(本人たちは口が裂けてもぜったい言えないでしょうけど)。
というわけで個人的にはちっとも嬉しくない「ダビング10」ですけど、このようにして再開されるのでした(・ω・)